クローン技術の安全性 7
多量の大腸菌を志願、被験者に食べさせた実験では、投与した大腸菌株は、被験者の糞便中にまったく検出されなかったのです。
また、実験台に大腸菌を故意にこぼした実験では、人工光線下で30分以内、日光の下では数分で全菌が死滅しました。
また、細菌に遺伝子操作を繰り返すにつれて、その菌は弱体化していきました。
すなわち、細菌細胞の遺伝子に起こったほとんどすべての変化は、人聞ではなく細菌にとって不利な方向への変化でした。
これは、10億年の進化によって今日の地球上の生物が獲得した進化の現状から逸脱する退行だからでしょう。
遺伝子操作を受けた細菌はつねに、操作を受けていない仲聞よりも生存競争に打ち勝つ能力に劣ります。
余分な遺伝子の重荷を負っているため、十分な戦いができないのです。
そして自然は、このようなハンディをもった細菌に対して、適者生存という過酷な公平さで応じます。